お百姓の一人ごと

[2008年07月31日]

コウノトリの巣立ち第一号から1周年!

春の種まき、田植えから草抜きをはしょって夏になってしまいました。明日から8月!明日から一年間土日祝日を除いて日記形式でブログエントリーが出来たらと思います。


ところで去年の今日、43年ぶりに自然界で孵化したコウノトリが巣立ちをしました。


たまたま自分の家族の誕生日であったこともあって忘れられない記念日になりました。


去年の今日、予約していたお誕生日ケーキを受取りに行く途中でした・・・。
田んぼの真ん中のバイパス道路を走る車から気になる巣塔に目をやると、なんだか大騒ぎ。

やっと飛んだんだなと去年の今日のお昼過ぎ、その巣立ちを知りました。


今日飛ぶのか、明日飛ぶのかと1ヶ月位いわれてて、その間に台風もきました。


たかが鳥のはずなのに、とても気になって、孵るときも、巣立ちの時も、何故か『どうぞ無事に・・・』と祈っていました。


それから一周年。なんと今年は8羽も巣立ちました。去年ヒナを孵した親鳥のペアからは今年は2羽も孵って親とならんで近所の集落のたんぼでエサを採っています。


うちの田でもごく普通にエサをついばむコウノトリを見かけるようになりました。


最近気づき、驚いたことですが、コウノトリが降りる田を覗き込んでいると本当に沢山生き物がいます。(エサを採りに降りてるんだから当たり前か・・・。)


もちろん雑草も元気いっぱいですが(特にうちのたんぼは立派です・・・笑)、梅雨のころには水面に近づくとオタマジャクシもカエルもドジョウも音を立てて騒いで田んぼに生き物の存在感があります。


泥田ではスッポンの背中に田植えをして、ナマズの上に補植し、そりゃもうビックリしました。山手の田に行ったときには溝の底をすくうと本シジミやホタルの幼虫がいて、ここは生き物のさきおうくになのかなと感動しました。(シジミは一度朝の味噌汁でいただいてみたいです。)


自分が物づくりをしているからというより、生活者としてのアンテナにピンとくるんですが、コウノトリがエサを採りに降りてくるような田んぼや畑でとれた食べ物はきっといいものなんだろうなと思います。理屈では説明できなくても、大事な人、そして家族にまず食べてもらいたいな、食べさせてあげたいなと心底から思います。


去年からの一年、生き物のこと、物作りのこと、自然のこと本当に沢山のことを感じ、教わりました。

こんな贅沢な自然をもっと大事に、そして味わいつくしたいと今日あらためてそう思っています。

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